札幌マラソン

札幌マラソン(ハーフ)を走った。
私のマラソンはうちのカミさんとの旅行がメインでマラソンは旅行の“ついで”に走るのだ。

今回は富良野で一泊して、マラソン前日に札幌の宿に泊まる予定にしていた。
が、しかし、行ってから気がついたのだが、知らぬ間に富良野で連泊することになっており、札幌の宿の予約は取れていなかった。
というとんだ手違いが発覚した。

ネットで航空券と宿のセット予約して完璧だと思っていたが、私の場合、パソコンでの申し込みは脳で考えるより早く右手の人差し指がポチっとクリックする“脊髄反射”の習性があるので、私の入力ミスだったに違いない。

仕方がないので札幌の宿は諦めて、急遽、層雲峡に行こうではないかということになった。
予定外だがちょうど 天候にも恵まれ紅葉の見頃だ。
日本の紅葉は大雪山系の黒岳の麓(層雲峡)から始まるという、それなら行かねばなるまい、というわけでラッキーな気分になって層雲峡の紅葉を満喫した。

マラソン大会の当日は富良野から札幌のマラソン会場まで急がねばならぬ。
タクシー、バス、地下鉄を乗り継ぎ、スタート時刻までに間に合った。
この急いでいるときに助かったのが、カードが全国で利用できるようになったことだ。
私は「マナカ」を持っており、うちのカミさんは「トイカ」だったが、これが便利だった。
いちいち改札口で切符を買う手間がかからないというのは、急いでいるときはとても便利だ。

久しぶりのマラソンは絶好のコンディションに恵まれた。
暑くもなく寒くもなく風は穏やかで薄曇り。

東京マラソンの練習の一環として申し込んだ。
ハーフならなんとか完走はできるだろう。
うちのカミさんからは「ぜったいに無理をしないでよ」と、言い含められているので慎重にゆっくり走ることにしていた。

ケガをしてからのトレーニングはせいぜい、日々、5km程度のスロージョギングしかしていないので長距離を走るのは久しぶりだ。

今回のマラソンでのテーマは「ストーカー走法」だ。
疲れてきたら、可愛い女の子のケツを追いかけ回して頑張る走法だ。
最近のマラソンは可愛い女の子も多く、私レベルのスロージョギング程度のタイムで走る女の子ならいくらでも見つけることができる。
そのなかでも生きのいい走りをする女の子の後ろにつき追いかけながら走るのだ。今回、目の覚めるような美ジョガーがいたので追いかけて走ったのだが、あえなく引き離されてしまった。
「あかん、追いつけぇへん。敬老パスをもらうような年になっているのに、いまさらストーカー走法はないわな」と自戒の念を込めて反省したことだ。

それにしても「ストーカー走法は最後の切り札と思っていただけに、次回の東京マラソンではどのような作戦で走ろうかと苦慮しているところだ。