(Q)私は近々、マイホームを建てようと計画中です。
そこで気になるのが消費税の動向です。2014年の4月から消費税率が8%になるのなら、2013年の9月末日までに工事請負契約を結べば、経過措置として現行の税率5%が保証されると聞きました。
もし、消費税率が上がるのであれば、9月末日までに契約にこぎ着けようと思っていますが、消費税率が上がらないのであれば、もうしばらく様子を見るつもりです。消費税はどうなりそうか教えていただけませんか?
(A)分かりません。
(Q)……それだけですか?
(A)予定通り上げるか否かは 私に聞いても分かりません。
安倍首相に聞いてください。
しかし、彼も迷っています。
本音では彼は消費税増税を見送って景気回復を確実なものにしたいはずです。
しかし、それをやったらやったで大混乱。
いまはマスコミも含め、国家ぐるみで消費税増税に向かっているので、止めようがない雰囲気です。
自民党の政治家の連中は「族議員で何が悪い!」と開き直っており、完全に昔の自民党に逆戻りです。
消費税増税を先取りして族議員と各省は目一杯の予算の概算要求している状況を見れば、こいつらは目先の予算を分捕ることだけしか考えておりません。
財政再建など眼中にないことがよく分かります。
今さら言うのもなんですが、やるべきことをやらないで増税だけ決めるのはおかしいと思いませんか?
もとはと言えば財務省の操り人形となって舞い上がった民主党の野田ブタの寝言から始まったのです。
あのとき「寝言は寝てから言え!」と怒鳴りつけてやればよかったのです。
増税などやってはいけないのです。
国の台所が苦しいから増税するというのは、子供でもできます。
そんなものは政策でもなければ政治でもありません。
本当はこういうときこそ減税すべきなのです。
役人や政治家が税金を食い散らしているのに、よく増税に賛成できるものだと呆れてしまいます。
国民の2/3が増税やむなしとの意見らしいですが、あまりのお人好しに言葉もありません。
税率を上げても税収は増えませんし、社会保障も何も改善しません。
バカを見るのは庶民です。消費税増税で景気は腰折れし、アベノミクスは失敗します。
結局、デフレからの脱却は不能となり、日本は終わりです。マイホームどころではありません。