今まで使っていたiPhone4Sが故障したのでiPhone5に買い替えることにした。
うちのカミさんは「ホントに故障したのぉ〜?iPhone5を買うための口実じゃないのぉ〜?」と疑っておるが本当なのだ。
「いつものことじゃないか」。
apple製品は新製品が発売される時期になると旧製品が壊れる。
まるで自爆装置が組み込まれているのではないかと思ってしまうほど、ちょうどよいタイミングで壊れるのだよ。
「よぉ〜し、よぉ〜し、こうなったら買い替えるしかないわな」と素早く気持ちを切り替えるわけよ。
私はiPhoneは好きだが電話は嫌いだ。
かかってくるのもかけるのも嫌いである。
ケータイの番号はめった他人に教えることはないので、ほとんど電話がかかってくることはないが、たまにかかってくると「え、iPhoneって電話としても使えるのか」とびっくりする。
私は基本的にiPhoneでは、うちのカミさんとの連絡以外には電話とメールは使わない。
いつも肌身離さず身につけているのは電話とメール以外の機能を活用しているからだ。
「俺が死んだとき、あの世でもiPhoneを使いたいから、棺桶の中にiPhoneを入れてくれ」とカミさんに頼んでいるほど私はiPhone中毒だ。
こんなiPhone中毒の私だから、iPhoneが壊れて新品のiPhone5が来るまでの一ヶ月間(実は、昨日、手に入ったのだよ)どうしていたかというと、思いがけないことだがiPhoneがなくてもどうということはなかった。
多少不便を感じることはあっても何とかなる。
人生に必要なものは何もない。
手ぶらでも生きていける。
ということが分かった。
これで棺桶の中にiPhoneを入れてくれなくても「あの世」に行ける。
そうは言っても、手に入れたiPhone5はこれから徹底的に使い倒してこましたろ。暇つぶしには何よりの道具だ。
飽きることがない。
iPhone5とMacBookAirさえあれば他には何もいらない。
ニートもできる。
それにしてもこんなにも早く、猫も杓子もパソコンやケータイを持つ時代になるとは思わなかった。
パソコンやケータイを使えば仕事の能率は飛躍的に上がり、自分の時間が確保できるはずだ。
そうであれば週休三日や週休四日が当たり前にならなければおかしいのだ。
それなのに皆、忙しい忙しいと以前にも増して余裕がない。
おかしいと思わないか?
浮いた時間にまた仕事を入れてしまうから、いつまで経っても忙しさから抜け出せないのだ。
まるで“こまねずみ”じゃないか。
いったいいくら稼げば気がすむのだ!
眼を覚ませ!人間は仕事をするために生まれて来たのではないのだ。